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第3回緊急事態宣言 再再発令 どうなる日本!大丈夫か?日本!このまま、どこへ行っちゃうのだろうか?

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新型コロナウイルスが世界中に蔓延してから1年少々経過しましたが、皆さんはどのような1年を過ごしましたか?

歴史に残るような、世界的な大惨事。私たちは今、教科書の一ページに残るような歴史のまっただ中にいるのです。

この時を生きた証に、リアルな現状を残しておきたいと思い、ここに詳細をとどめておこうと思います。

何十年かの後に、あ、そうだったね!あの時、自分はこうだったな~。なんて思い出すきっかけになればいいな。と思っています。

これだけ強烈な出来事ですから、きっと、この時の自分の記憶が鮮明に蘇ってくるのではないでしょうか。

あれから1年。

振り返ると、街から人が消え、代わりにテレワークが一気に進み、最初は違和感を感じつつ生活をしていましたが、悲しいかな、今ではその生活にも慣れてきてしまっている自分がいます。

3度目の緊急事態宣言発表

G.W.連休前に3度目の緊急事態宣言が発表となりました。

政府は短期集中!(この言葉、緊急事態宣言とセットになっているような・・・)と今回も自信たっぷりに言っていましたが・・・。

3度目の緊急事態宣言の内容を以下のようにまとめました。

期間 2021年4月25日~5月11日
対象地域 東京・大阪・京都・兵庫
外出・移動 不要不急の外出・都道府県間の移動の自粛要請
飲食 酒類やカラオケを提供する飲食店に休業要請

上記以外の飲食店は午後8時までの時短要請

商業施設 百貨店など大型商業施設は一部を除き休業要請
イベント スポーツなどイベントは原則無観客を要請
交通 鉄道やバスなど終電繰り上げや減便を要請
学校 一律休校を求めず、部活動などは制限や自粛要請
路上・公園 集団での飲食などの行動に必要な注意喚起

・・・といった内容でしたが、結果はやはり短期集中どころか、効果なしといったところでしょうか。

国民からしたら「案の定」ですけどね。

 

延長された3度目の緊急事態宣言

期間 2021年5月12日~5月31日
対象地域 東京・大阪・京都・兵庫・愛知・福岡
外出・移動 不要不急の外出・都道府県間の移動の自粛要請
飲食 酒類やカラオケを提供する飲食店に休業要請

上記以外の飲食店は午後8時までの時短要請

商業施設 百貨店など大型商業施設は夜8時までの時短要請
イベント 上限5000人かつ収容率50%以下で開催要請
学校 一律休校を求めず、部活動などは制限や自粛要請
路上・公園 集団での飲食などの行動に必要な注意喚起

と相成りました・・・。

政策の矛盾

唯一、学校が休校とならなかった事は、前回からの進歩かと思っています。

でも、幾つかの矛盾点が・・・

オリンピックはやる気満

中高生の部活動については、制限や自粛を求めておきながら、オリンピックは大丈夫・・・って。

部活動でも、しっかいと感染対策していますがね・・・。ダメなんですかね?

ここでもまた、子供達が犠牲となっています。

終電繰り上げや減便要請

これにより首都圏の鉄道各社は連休の谷間にあたる平日に減便を実施

きっと、減便すれば人の流れは減る!と考えたのでしょうね。

電車の本数は減っても、利用する人の数が減らなければ、単に密が発生するだけですよね。

実際、都内に通勤する友人は、あまりの込み具合に恐怖を感じた!とさえ言っていました。

結果、鉄道各社は12日の解除を待たず、7日に早々と通常運行へと舵を切りました。

ここに来て、非常に感染力が強いと言われているインド株の問題も出てきたし・・・。政府の対策は何の効果もないし・・・。本当に大丈夫かな~って、不安になります。

生きていくためのすべ

密や飛沫を避けるために、酒類やカラオケを提供する飲食店に休業要請が出されました。

つまりは、アルコールを提供しなければ休業しなくて良い訳で・・・。

何と!ハワイよく見かける、BYOB(Bring Your Own Bottle)を導入した飲食店が現れたのです!つまり、客はお酒を持ち込み、店側は食事のみを提供する!

アルコールを提供していないので、セーフ!って訳です。

何だか、これは少し、こじつけ・・・かとも思うのですが、でも、、お店側も必死ですからね。

生き抜く為に、ルールの抜け道を探そうとするのは当然なのかもしれませんね。

SAKURA
SAKURA
真面目に、ノンアルの飲み物を開発する飲食店もあったのよね。食事に合うノンアル。食事とノンアルワインやカクテルのマリアージュ!世の中、飲めない人も一定数いるわけで。この努力はこれから先、必ず実を結ぶと思うし、そうあって欲しいと思っています。コロナ禍は大変だったけど、そのお陰で生まれた発想。ノンアルドリンクを開発しておいてよかった~!なんて日が必ず!やって来ますように!

また、飲食店でのアルコール提供が厳しくなった為、路上のみなどの弊害も出てきてしまいました。

SAKURA
SAKURA
SAKURAも、お酒は大好き!でも、そんなにしてまで飲みたいか?家呑みじゃダメなのか?とも思うのです。店側ばかりが大変な思いをさせられて、コロナと闘っているのだから、我々もなるべく、感染しない・させない努力や我慢をしなければならないのかと、私はそう思っています。

駅のあっちとこっち。運命の分かれ道

ここにきて、政府にも焦りがでてきたのか、他にも、あれ???無駄じゃない?この対策!というものが、幾つも出てきました。ホント、振り回されて困る~。

市ごとに蔓延防止重点措置策(マンボー)を適用

その結果、武蔵野市(マンボー対象)と三鷹市(マンボー対象外)。船橋市(マンボー対象)と習志野市(マンボー対象外)。JR三鷹駅とJR津田沼駅の ❝あっち側❞ と ❝こっち側❞ で、飲食店の営業時間が1時間異なってしまう事に・・・。

よって、マンボー対象外の、三鷹市側と習志野市側に人が流れ、そちらでは密状態に。逆に、マンボーの対象となってしまった武蔵野市・船橋市側の飲食店は閑散。という結果に。

結局、飲みに来た人数は変わらず、駅の向こう側からこちら側に移動してきただけ!

意味ね~!!!!!結局、密なんじゃん!

密になったら、何の効果もないですよね・・・。しかも、飲み屋で。飛沫感染!飛沫感染!

こんなんじゃ、武蔵野市・船橋市側の飲食店が可哀そうすぎます。何の効果も得られないのに、我慢だけさせられて・・・。

でも、これって、Go To Travel の時も、同じ問題あったような・・・。

町田市は東京都だからGo Toの対象外だけど、1メートル先の川崎市にあるお宅はGo Toの対象・・・とか。

もう1年も経過しているのに、どうして学ばないのか不思議でなりません。

進まぬワクチン接種

ワクチン接種も進んでおらず・・・。当初の予定では、医療従事者 → 高齢者の順番だったハズ!しかも、既に自治体によっては高齢者の接種が開始されているというのに、蓋を開けたら、医療従事者へのワクチン接種がまだ終わっていなかった!という事実が判明・・・。

挙句の果て、日本の接種率の低さ・・・。

2012年5月9日現在のワクチン1回目接種人数(NHKデータより)

 

そして、高齢者の接種に関しても、75歳以上の高齢者人口の4分の1が1都3県に集中していると言われ、そこでのワクチン接種予約が大パニック!

ネット又は電話での予約。

は?高齢者にネットかよ!!!と、最初に思いましたが、やはり!でした。高齢者でネットを自在に操れる人は少なく、その為に子供・孫まで巻き込んでの予約戦争が繰り広げられました。また、どうしても、電話のみという高齢者もいるわけで、電話が全く繋がらず、役所に殺到!

何故、もう少しスムーズに行える方法を考えられなかったのかが不思議です。

しかし、この混乱ぶり。ある意味、大物歌手のコンサートチケット争奪戦並み?或いはそれ以上のすさまじさでしたよ!

元フジテレビ アナウンサーの中村江里子氏は、実母の予約の為に、フランスから電話をかけまくった!と自信のSNSで言っていました。

どうする?東京オリンピック

東京オリンピックまで、残すところ僅か75日!この期に及んでもなお、中止か決行か、決行する場合は、観客ありなのか、無観客なのか等の最終決断がなされていない!この現実・・・。

しかも、コロナ禍は収束するどころか、拡大しているというのに・・・。しかも、恐怖のインド株!

弁護士の宇都宮健児氏が、5月5日正午に「change.org」を利用して、TOKYO2020の中止を呼び掛けたところ、僅か2日、5月7日の午後にはナント!21万筆もの同意を得たのです。

これって、民意は中止!って事じゃなですかね?

でも、選手の気持ちを考えると、ちょっと迷うところではありますが、現時点では人命を守る事の方が重要なのではないかな・・・と個人的には思っています。

ワシントンポストも7日の記事で、バッハ会長は「ぼったくり男爵」「東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて前進させているのは金だ」と指摘したうえで、「開催の中止は難しいことだが、それが解決策にもなる」と日本政府に対して開催を中止すべきと主張しました。

ちなみに、ワシントンポストの原文によると「ぼったくり男爵」は「Baron Von Ripper-off」との記述があって、Baronが男爵で、Vonは貴族に使われるドイツ語。バッハ会長がドイツ出身だからだと思われます。そして、Ripp Offは「だまし取る」とか「ぼったくる」という意味。〝ぼったくり男爵〟は直訳だった模様です!

先が見えぬ不安

一体、日本はどこへ向かうのだろうか。まさに、舵取りが出来る船長不在の難破船状態です。何だか、皆が責任を取りたくない!オーラが出ていて、結論を押し付け合っているような気がしてなりません。

色々なしがらみもありそうだし・・・。

人のいない空港にTOKYO2020の看板だけが寂しく、オリンピックを盛り上げようとしている・・・

 

空港の到着ロビーにたくさんの人が溢れ、普通にオリンピックが開催されていたら、どんなにワクワク!しただろう。

でも、人がいない空港に掲げられた「TOKYO2020」のサイネージが、あまりにも悲しすぎます。

なんだか、目に見えた効果が全くみられない無駄な対策に、国民は振り回され放しの今日この頃です。ワクチンを接種すればそれで収束するのか!と言ったら、そうでもなさそうですが、少なくとも希望の光は見えてくるハズ。

でも、そのワクチン接種さえも遅い・・・。

また、1年後、このブログを読み返した時に、少しでも前進、そして、長いトンネルの向こう側に一筋の灯りが見えている事を!願って止みません。

国民はそれぞれにおいて、頑張りました。頑張って、頑張って、頑張って。でも、もう疲れちゃった・・・。ね。