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The 昭和!の産物 ”赤チン” 最後の1社が製造終了!

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今朝、テレビをつけると、「赤チン」の製造終了とのニュースが流れてきました。

ん?「赤チン?」、最近、めっきり見なくなったけど、未だ、販売されていたんだ~と、多少の驚きもありながら、昭和の産物とも言える、「赤チン」という WORD に真っ先に飛びついた、コテコテ昭和女です(苦笑)

赤チン画像 出典:三栄製薬株式会社HP

知らなかったのですが、赤チンは最盛期には100社以上の会社で製造されていて、今日のニュースは、その中で最後まで製造を続けていた1社が、2020年12月24日製造、25日包装分をもって終了する事になったとの事でした。

赤チンは当時、どの家庭にも1個は置いてあるほど、家庭の常備薬として活躍!

学校の保健室にまで置いてあって、擦り傷や切り傷が出来たりした子供達の膝や、肘が赤く染まっているのが定番でした!

そして、何故か、当時は転んで擦りむく子供が多かったような気がします・・・。ゲームなどもない時代、外で遊ぶ事が多かったからでしょうか?

私が鮮明に覚えている赤チンとの思いでも、やっぱり、放課後に学校の中庭で「三本線」なる一種の鬼ごっこのような遊びをしている最中に、大きく転んだ時の事ですから。

友達とは、よく、暗くなるまで外で遊んでいた記憶があります。

1971年に無色でスプレーの「マキロン」が登場し、一方、「赤チン」は、原料のマーキュロクロムを製造する際に、水銀が発生することから、国内での製造が1973年に終わり、徐々に時代に取り残され始めたのです。

その後、海外から原料を調達して製造を続けるメーカーは2000代に入ると僅か3社になって行ったと言われています。

そのうち、2015年に1社が倒産。2018年にも、もう1社が製造を終了し、今回、最後の1社となった、三栄製薬だけとなったそうです。

三栄製薬の方のお話によると、「知っているのは、昭和の人たちだけになってしまいましたが、全国に根強いファンがいて、『母親に塗ってもらった記憶がよみがえります』『大事に使っていきます』と手紙を送って下さいます」と、おっしゃっていました。

本当ですね。私も「赤チン」と言うと、小学生の頃の思い出がよみがえってきます。

母にフーフーすれば大丈夫!と言われながら、膝小僧に塗ってもらい、痛みをこらえつつ一生懸命、フーフーして乾かそうとしていた事を思い出し、涙目です。

 

赤チンと言えば!の思い出

怪我の度合いがひどいと、赤チンをぬってから、ガーゼをあてがわれていました。当然、ガーゼに怪我の部分が引っ付いて、剥がす時に痛くて、お風呂で濡らしながら、ゆっくりと剥がしていたのを思い出します。

 

赤チンを塗って、乾いてくると、かさぶたが痒くて、痒くて。でも、我慢できずに剥がしてしまったところが、傷になってしまい、今でも膝小僧に残っています。

 

お風呂に入ると染みるので、そこを手で押さえて、指を1本づつ離して行って、ゆっくりとお湯につけていたのを思い出します。

 

赤チンが乾くと、光の当たり具合によって、金色に輝いて見えました。後に、この輝きが、体に悪いと言われて、使われなくなったように、記憶しています。

 

学校の保健室と言えば、赤チンと正露丸!でした。しかも、糖衣という優れものは無かったので、保健室に入ると、正露丸の香りが漂っていたような・・・

 

初期の頃の赤チンは、キャップに小さな筆が付いていて・・・イメージとして、昭和時代の修正液のイメージ(←これもキャップに筆がついていて、それて白い液体を間違えた部分に塗って、消していましたよね!)それで、傷口にぬっていたような、気がします。

 

  最後に赤チン!うんちく。赤チンとは、マーキュロクロム水溶液で、「赤いヨードチンキ」の意味。でも、ヨード(ヨウ素)もチンキ(エタノール)も入っていません。ライバルとなった、「マキロン」は発売当初、我々、子供達の間で「白チン」と呼ばれていました。しかし、赤チン・白チンって・・・(苦笑)

 

皆さんは、「赤チン」にどんな思い出がありますか? えっ!思い出なんてない? いいえ!昭和30・40年代生まれの方なら、絶対!に想い出、あるはず☆です♪

思い出ないなら、それはもぐりです(笑)

 

で!修正液で思い出したので、少し脱線(笑)

修正液って、皆さん、何と呼びますか?(← ナニ、唐突に!)あ、最近は修正テープになってしまっていますが、テープになる前の液体の修正液の事です!

1.修正液

2.ホワイト

3.ミスノン

4.白ペンキ

福島県出身の私は、1か2でした。香川県出身の同僚は、ミスノン。千葉県出身の同僚は白ペンキ(← これ、きっと私の同僚だけだった?千葉県特有じゃないと思うけど・・・笑い)。

聞くところによると、ミスノンとは、商品名だった模様です。私は見た事が無いので、もしかしたら、西日本地区で販売されていたもの?かもですね。

まさかの【白ペンキ】には大笑いさせて頂きました。ま、確かに、ペンキと言えばペンキ(笑)

修正液1980年代初期ころまでの修正液

 

当時は、本当に “液” だったんです!

時代と共に、色々と進化していますね。修正液はテープに取って代わられ、挙句の果て、消せるボールペンなるものが出現して、そして、赤チンは消えてゆく。

昭和。改めて思いますが、今と比べて全然不便な時代だったけど、その不便がある意味、良い時代だったのかな。無駄な情報も入ってこなくて・・・。

今の、子供達も50を超えた頃に、平成を振り返って、良い時代だった!って、思うのでしょうか?

そう思って欲しいな!と心から思います。